2月に入り、そろそろ春の身支度を始める頃ですね。傷んでしまった洋服や、昔着ていた洋服を整理するなら今の時期がぴったり♪
八重洲地下街の北端にお店を構える「マジックミシン」は、洋服のお直しやリメイクを専門に行うお店です。靴の修理の「リアット」がお隣なので、お直しを一気に片付けることができます。
ひとえに “洋服” といっても、縫製や素材、糸の色は多種多様で、そのバリエーションは無限と言ってもいいほど。裁縫が苦手な方や、自分の手で直すのが難しいものは、専門店にお願いするのがベター。マジックミシンでは、ベテランの技術者が最適なお直し方法を提案してくれます。実際にどんな修理ができるのか聞いてみました。
たとえば破れてしまったジーンズ。丈夫なジーンズも股ずれなどによって破れてしまうことがありますが、お気に入りのアイテムだと大ショック(lll-ω-)
修理を依頼すると、込み状況にもよりますが一週間ほどで仕上げてくれます。
ちょうど修理後のジーンズがあるとのことなので、見せてもらいました。穴がきちんと塞がり、リペアの痕もきれい!お直しの価格は破れの度合いによりますが、小さいものなら800円くらいから直してくれますよ☆
スラックスなどで多い、ポケットの口部分の破れ。時計などを引っ掛けてしまうのが主な原因ですが、意外と目立つところなので気になります。店員さんによると、ポケットの修理は裾上げとともに一年を通して依頼が多いそう。
修理後のものを見せてもらうと、破れた部分が織り込んで縫い付けてあり、修理痕が分からないほどきれいになっていました。セットアップスーツの場合はパンツが先に駄目になってしまうことが多いので、このお直しは助かる!
また、衣替えのために洋服を整理していると、ウールの虫食いやスーツの焦げ穴に気づき、がっかりすることがあります(*ノ_< *)
このような穴は「かけはぎ・かけつぎ」で修理します。繊維を丁寧に紡ぎ合わせる技術で、手間と時間がかかる方法ですが、ほとんど元どおりの状態に仕上がります。高価なコートなど、大切な一着におすすめのお直しです。
取材も終盤にさしかかった頃、ちょうどボタンの修理依頼が…!場所柄、サラリーマンやOLさんが多いため、ボタン交換や緩みのお直しはよくあるそうです。混雑状況にもよりますが、2、3個であれば15分ほどで直してもらえますので、緊急のときに便利ですね♪
壊れた衣類の修理以外にも、ウエストつめや肩巾つめ、肩パッドの取り外しといったメニューもあるので、「昔着ていた洋服を今風にアレンジしてほしい」というオーダーも叶えてくれます。
マジックミシンのスタッフさんはとても気さくですので、春に向けてお気に入りの洋服を修理・リメイクしたいとお考えの方はぜひ相談してみてくださいね☆