2020年7月22日  

ヤン・ヨーステンについて

東京駅丸の内駅前広場に、赤レンガ駅舎に向かい合うように2つの銅像があります。そのうちの1つが「日本の鉄道の父」と言われる「井上勝」像。
井上勝_銅像 - コピー
明治の初めの鉄道開通に尽力した人物だそうです。人物の偉大さに呼応するように銅像も台座もビッグで、高層ビルとともにのけぞりながら撮影することとなります。(体幹が鍛えられそう!)

時代は更に遡り1600年(慶長5年)、オランダ商船「リーフデ号」で航海中のオランダ人航海士「ヤン・ヨーステン(Jan Joosten)」は、「ウィリアム・アダムス」(和名・三浦按針)らとともに、豊後国(現在の大分県)臼杵に漂着しました。江戸に上った彼は、徳川家康に虎12頭を献上、喜んだ家康は江戸城そばの和田倉門外に住居を与え、外交顧問として重用し、海外との交易にあたらせたといいます。

「八重洲」の地名は、「ヤン・ヨーステン」の和名「耶楊子(やようす)」が転じて「八代洲(やよす)」「八重洲(やえす)」となったというのが有力な説とされています。

元禄時代(1600年代後半)には、江戸城寄りの馬場先門から和田倉門一帯が「八代洲河岸(やよすかし)」と呼ばれており、1872年(明治5年)には、馬場先門から鍛冶橋一帯の町名が八重洲町1丁目・2丁目と定められました。その後1929年(昭和4年)の町名変更により、東海道線を境に皇居側を「丸の内」、海側が「八重洲」という地名となりました。

10.ヤンヨーステン像
「ヤン・ヨーステン」像は、八重洲地下街の外堀地下1番通りに設置されています。最寄りのショップは「俺のイタリアン&Bakery」とラーメン「游亀亭」。目立たずひっそりとたたずんでいます。ゆっくりお散歩して見つけてみてください。

八重洲地下街では、銅像をベースとした「ヤン・ヨーステン」のイラストが度々登場します。
2018.10_ハロウィン
初回は2018年のハロウィン。
2019.4_リアル宝探し
2019.12_ウィンターポスター
その後もシーズンビジュアルなどでさまざまな衣装&ポージング。
2020.5_安心安全
最近では、新型コロナウイルス感染症拡大防止のご案内役で、マスク姿に。
今後のプロモーションにも出現予定なので、注目してみてください♪

■参照サイト「国立国会図書館」江戸時代の日蘭交流 https://www.ndl.go.jp/nichiran/index.html

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